全米プロ2017、松山英樹の悔し涙の理由は?

【80切りを目指すゴルフ】全米プロゴルフ選手権(PGAチャンピオンシップ)2017観戦記。最終日・・・首位と1打差の2位で出た松山英樹。単独トップでサンデーバックアインを迎えるも・・・11番から三連続ボギーで失速。短いパットを外し、グリーンマイル(上がり3H)ではミスショットを連発。悔し涙の理由はなんだったのだろう?

 

松山、全米プロ2017で悔し涙。

 

J・トーマスがメジャー初制覇!松山英樹は5位終戦に涙

 

全米プロ2017結果、リーダーズボード

 

午前3時30分。

 

目覚ましよりも先に起きてテレビを点ける。

 

最終組の一つ前、松山が1番をティオフ。

完璧なドライバーショットと完璧なアイアンショット。

ビタリとピン横1mちょいに付け・・・誰しもが

 

松山、バーディスタート間違い無し!

この調子なら・・・

日本人初のメジャー制覇イケるかも!

 

と思ったことだと思う。

 

だけんどもしかし・・・

 

松山はこの絶好のバーディチャンスを外してしまう。

 

 

この1番ホールがキーだったのだ。

 

同組のジャスティン・トーマスは・・・

2打目をミスってグリーン左のバンカーへ。

そしてこのバンカーショットもミスって反対側のバンカーへ。

さらに4打目のバンカーショットも大きくピンをオーバー。

(まるで私のようだ。笑)

 

外せばダボルボギー・・・

 

ってロングパットが残ってしまう大ピンチだったのだが、

これを強気のパットでねじ込んでボギー。

 

最高のショットを2回打ったのにパー。

ミス3連発したのにボギー。

 

ゴルフの女神は、

我が家の奥様と同じで残酷な上に平等ではなく、

ちょっとしたキッカケで離れて行ってしまう。

 

優勝の運命を分けたのは、

実はこの1番ホールだったのではないかと思うのだ。

 

もし、松山くんのバーディパットが入っていれば・・・きっと今日一日自信を持ってプレイ出来たと思うのだ。ジャスティン・トーマスのパットが外れてダボになっていれば・・・その精神的ショックは橋本マナミのオッパイより大きかったはずだ。もしかしたらズルズルと崩れてしまっていたかもしれない。

 

パーとボギー・・・1打後退したはずのジャスティン・トーマスに、ゴルフの女神が取り憑いた瞬間であったと思う。

 

松山は続く2番でも1m前後の短いパーパットを外し、5~7mのチャンスも決めきれない。10番では唯一長いパットが入ったが・・・短いパットが入らず、11~13番では痛恨のボギー三連発。それ以外は「入らない日の松山」そのものであった。タラレバを言っても詮無いが・・・1~2mのショートパットがあと2つ3つ入っていたら・・・と思わずにいられない。

 

カップを舐めて横を抜けていく・・・そんなシーンを今日は何回見たことだろうか。きっと「1番ホール」の傷痕がずっと残っていたんだと思う。

 

逆にジャスティン・トーマスは、木に当たった球がコース側に跳ね返ること2回。7番ホールは完全に林に突っ込んだように見えたが・・・フェアウェイまで戻る超ラッキー。そして、カップの縁で完全に止まったボールが・・・約10秒後にカップインするという超超ラッキー(10秒まで待てる)。

 

 

完全に制止した状態から・・・ボールがカップに落ちるのは漫画の世界だけかと思っていた(笑)。この日は風も強くなかったしね。

 

そして長いパットを次々とカップに放り込み・・・落ちる松山とは逆にスコアを伸ばして行ったのだ。

 

もちろん、運も実力の内である。

 

メジャーの最終日は、

技術より精神力より運が必要だと言うしな。

 

 

 

ショットの面で、松山がジャスティン・トーマスに劣っていたとは思わない。負けたとすればやはり「パット」・・・特にショートパットであろう。

 

短いパットを強く打つ勇気が欲しい。

80cmオーバーの勇気を。

 

 

ま、全米プロの舞台で80cmオーバーで打ったら、

3mくらいオーバーするんだろうけど(いや、もっとか)。

 

しかしまだこれで今季のPGAツアーが終わったわではない!

まだまだ賞金ランクも1位だし、

フェデックスポイントも1位。

 

涙の理由はなんだったのか?

自分自身の弱さが許せなかったのか?

高まる期待へのプレッシャーからか?

報われなかった悲しみからか?

 

私にはゴルフで涙する権利などないが、

ジーーーンと来てしまった。

 

松山くんよ!

 

秋にはプレイオフがあるけんな!

是非ともPGA年間王者・・・

ボーナス10億円目指して頑張れーーー!

 

そうそう。

 

 

松山君の優勝に15ドル、

EachWay(1~7位)に15ドル賭けてたんだが(記事はこちら)、

3.4倍のEachWayだけ的中で51ドルの払い戻し。

優勝してくれれば今日は黒毛和牛の高級焼肉だったのだだが・・・(笑)。

 

また、松山くんに賭けて全力応援したいと思う。

 

言葉を紡ぎ出せず、悔しさを噛み殺せず・・・この男くらい練習をすれば、泣く権利もあると思う。

 

 

 

さてと。

 

今回は阿蘇大津ゴルフ倶楽部に行ってきたぜ

 

池やバンカーが大変効いてる難コース。遠い方のAグリーンだと6,602ヤードと距離も長い。しかもこの暑さでグリーンがやられてるのか・・・うすうす・スナスナ・凸凹の超高速グリーンだったのだ。

 

 

例えて言うなら、ところどころにハゲがあるコンクリートの上を転がすみたいな感じで、鬼のように速い上に(普通の1.5~2.0倍の感覚)、弱く打つと凸凹で真っ直ぐ転がらないのである。ま、私の腕がショボイだけなのかもしれんが・・・序盤は、コロコロと転がって大オーバー、返しが2~4m・・・そして返しも入らないっていう非常に厳しいゴルフであった。

 

ま、全部実力、全部言い訳だけどね。

 

 

OUT45、イン44の89。

 

グリーンも難しかったのだが、それ以前にショットの調子が悪く・・・90切りがやっと(笑)。前半はグリーンの状態が分からずに3パットの嵐。さらに・・・球の捕まりが薄く、ずっと気持ち悪い感覚のままラウンド。乗らず、寄らず、入らずで全くいいところなし。

 

後半のインに入って、

 

「あ、もしかしてクラブが外から入ってる?」

 

ということに気づき、インサイドから振り抜くことを意識するとアイアンの当たりが復活。ドライバーのスライスも治り、ビシバシと当たるようになったのだが、なんか色々と噛み合わず・・・スコアも伸びずしまい。

 

ま、松山くんだって調子悪い時があるじゃないか。

いわんや我らへっぽこアマチュアをや。

 

「調子が悪い時」にはその時なりの学びがある。例えば今回は「当たりが薄い時は、外からクラブが入ってないか疑え」ということがわかったし、「ハゲハゲの高速グリーンの時は手前からが鉄則(奥からは最悪)」ということがわかった。無駄なラウンドなど一つもないのである。

 

大事なことなのでもう一回言おう。

 

無駄なラウンドなど

ただの一つもないのである。

 

調子が悪い時に「機嫌が悪くなるアマチュアゴルファー」がいるが、こんなもんは言語道断である。自分に腹を立てるならまだしも、同伴競技者やコースや天気や進行(スロープレイ)のせいにして「あーあ、今日は来るんじゃなかったよ」「あー面白くなーい」などと口に出して言ったり、露骨に舌打ちをしたりする。

 

そういう風にならないためにも、

 

「無駄なラウンドは一つもない」

 

ってことを肝に銘じつつ、

ゴルフ場で過ごす一日を大事にするようにしよう。

 

まあ。。。

文句言いたくなる時もあるけどね(笑)。

 

 

最近は30~60ヤードのアプローチの練習を重点的にやってるんだが、なんとなくコツが分かって来た。インパクトを一定にするのが大事で、私のレベルだとフェースの開閉はやる必要なし。開いて打つと8割方ショートするわ(笑)。ロフトを信じて。

 

 

10日間で学ぶヘッポコアマチュア用ゴルフ講座。

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