【80切りを目指すゴルフ】熊本県アマチュアゴルフ選手権大会2020一般男子の部第一戦に出場して来たぜ!舞台は熊本南カントリークラブ。総距離は6896ヤード。グリーンの速さは11フィート。天気は曇り。微風。ぽかぽか陽気で絶好のゴルフ日和であったが・・・さて浅次郎のスコアは?足切りカットラインは?決勝に残れるのか?
県アマ第一戦に出場して来たぜ!
舞台は熊本南カントリークラブ。
天気は曇り。微風。
11月だが半袖で回れるくらいの陽気。
総距離は6896ヤード。
そして・・・
グリーンの速さは11フィート!
スタートホールでの説明にて・・・競技委員から、
「今日のグリーンは速くなってますから」
と軽く脅されてスタート(笑)。
それが楽しみであると同時に恐怖でもあるわけだが、
それにしても難解な高速グリーンだった。
まあ、試合じゃないとこんなグリーンでプレー出来ないからねー。
いい経験になったと思う。
さて。浅次郎のスコアはこちら。
IN51、OUT44。
今回は県アマ予選を通った強者達とのラウンド。
(カットラインは87)
心地いい緊張感の中、
とにかく楽しんで行くべえ。
そして出来ればカットラインはクリアしたいべえ。
・・・と思いつつティオフ。
(上位130人が決勝へ)
前半のインのピンポジはこちら。
これを見てもあんまり伝わらないと思うんだが、
ホールによっては酷い所に切ってあってね。
「と、止まりなさいよー!」
ってシーンが何度もあったのである。
前半はもうパーどころかボギーを取るのも一苦労。
ドライバーは引っ掛け気味。
それからアイアンも微妙に左に出る感じで安定せず。
それでも寄せとパターが良ければ何とかボギーで行けるわけだが、
この日はもうほんとにグリーンが難しかったのである。
まず、出だしの10番でティーショットを崖下(隣のホール)に落とし、
リカバーを狙ったショットが
ヒョロっと生えた細い木に当たってしまうアンラッキー。
「そ、その木に当たるんかい」
と思わず呟く。
そこからグリーンを狙ったが、
当然乗らず、寄らず、入らずでダボ。
続く11番は左即OBでフッカーにはタイトなロングホール。
こういうホールはマン振り禁止。
短く持って慎重にティーショットをフェアウェイに置き、
セカンドをアイアンで刻むも・・・
これが木の裏へ。
ギリギリ超えるかなーと思ったが、
超えずに木に当たってしまう・・・あうー。
迎えた55ヤードの4thショット。
これを乗せて2パットのボギーなら悪くない・・・
あわよくばワンピン以内に付けたい・・・
などと助平なことを思いつつ、
52度のウェッジで打ったのである。
50ヤードの距離感で打った。
ピンはセンターよりチョイ手前。
あ、ちょっと強く入ったかな?
と思ったが手応えは悪くなかった・・・が、
これがグリーンをオーバーしていたのである。
まず、この時に、
「今日のグリーンは止まらない」
「手前手前から攻めるベし」
ということを厳しく戒めるべきであった。
もちろん頭ではわかっていたつもり。
しかし私は、
「あれ?強く入ったかな?」
くらいにしか考えなかったのである・・・。
これが後々大けがを呼ぶことになる。
12番のショートホールでは寄せが2mくらいに寄ったのだが、
パットが入らずボギー。
13番では見事寄せワンのパーを取ったのだが・・・
14番では3パットのダボ。
15番では右に行ったボールが木に当たり・・・右に跳ねてOB。右に打った自分が悪いのだが、この日はアンラッキーDAY。しょうがなし。打ち直しはナイスショット。セカンドもグリーンに乗ったのだが、3パットでトリ。
超難関の16番は予定通り刻んで3オンのはずだったが・・・
ウェッジで打ったショットが止まらずに奥にこぼれて3オンならず。
4オン2パットでダボ。
17番のロングでなんとか取り返したかったのだが、
ティーショットを引っ掛けるミス。
そしてとんでもない所にピンが切ってあり、
真横に付けた時点でドモナラズの3パットダボ。
加速ゾーンに入るとどこまでも落ちていくのである。
前半最後の短いショートは左サイドにワンオンしたのだが・・・
これまたとんでもないグリーンで・・・
左に置いた時点でドモナラズの3パット。
しかし右は狙えないよブラザー。
結局パット数21。
ダボダボ行進でスコアは51。
「カットラインはどのくらいですかねー?」
「いやー。これはみんな叩いてるでしょー」
「90台は間違いないでしょう」
「94~95くらいじゃないですか?」
なんて会話をしていたわけだが、
カットラインが94~95くらいならまだ望みはある!
後半43で上がればいい!
この超高速グリーンでは難しいかもしれんが、
そこで私はキングカズの言葉を思い出したのである。
私の場合、39と言われたら1%くらいしかないかもだが、
43なら10%くらいはあるはず。
とりあえず
煉獄さんばりに
心を燃やすことに決め、
後半ティーオフ。
後半のピンポジはこんな感じ。
大事な1番ロングのティーショットは安全な左へ。
シッカリ刻んで3オン2パットのパー。上々。
そして大ケガとなったのが2番のミドル。
打ち下ろしの467ヤード。
ティーショットがフェアウェイに行けば2オンも・・・
と思っていたが、
右のラフに行ってしまったため、あっさりボギー狙いに変更。
絶対バンカーに入れないように手前に刻み・・・
残った距離はピンまで55ヤード。
ピン位置は奥。
ここで私は尾崎豊ばりに同じ過ちを繰り返してしまったのだ。
11番でオーバーした時と同じく、
52度のウェッジで
50ヤードの距離感で打ってしまったのだ。
「今日のグリーンは止まらない」
「手前手前から攻めるベし」
ということは頭ではわかっていたのである。
しかし50ヤードが得意な距離というのもあり、
つい、いつもの調子で打ってしまったのだ。
手応え的にはベタピンであった。
だけんどもしかし。
これがグリーン上で止まらず・・・
グリーン奥のバンカーに。
そ、そう言えば、このホール・・・
入れちゃいけないバンカーが奥にあった・・・
や、
や、
やってもーた!
これはホールアウトした後、
後ろの組がプレーしている時に取った写真。
「ああ・・・これは寄らないわ」
と思った毒者多数だと思う(笑)。
私のボールはこのバンカーのアゴのすぐのところ。
ご覧の通り、ピンまで7~8ヤード(多分)。
グリーンは鬼速。そして下り。
寄せようと思ったら、
高さを出しつつ、スピンを掛けつつ、
エッジでワンクッションさせるしかないわけだが、
(それでも寄るか分からない)
そんな技術は私にはない。
とりあえず脱出が優先なわけで、
上手く打ってピンの手前には落ちたんだが・・・
当然止まらずにグリーンの下----の方までトロトロと転がって行ってしまった・・・。
で、当然の如く3パット。素トリ。
これは痛い・・・。
43で上がらんといかんのに・・・
ここでトリは痛い・・・
しかし私はまだキングカズの言葉を信じていた。
ココから踏ん張り・・・
次の難関216ヤードのショートは寄せワンのパー。
さらに次の4番ミドルは2オン2パットでパー。
短いが超難ホールの5番は上手く手前から寄せたんだがパットが入らずにボギー。
(奥からは最悪の超速グリーン)
落とし穴があったのが6番ロング。
これがまたとんでもないグリーンで・・・
上からだと絶対止まらないような所に切ってあり、
グリーン横からアプローチはトロトロと転がって10mほどオーバー。
下からのパーパットはスーッと右に切れて入らず。
で、真横50cmのボギーパットが残ったのだが、
これがねー。
しっかりマークして、
ちゃんとピンの根本目掛けて打ったのに
カップイン寸前で信じられんようなキレ方をして入らず。
もっと強く打てば曲がらなかったんだろうけどなあ・・・
トラウマになるわー(笑)。
で、6番まで終わって+6。
43で上がるためには・・・
残り3ホールでパーが2つ必要。
き、厳しい!
ゴルフから帰って来た時の、
うちの嫁さんの態度より厳しい!
しかしやるしかない!
そして爆笑珍事が起きたのが次の7番ショート。
(こんな時に起こらんでええのに!)
この7番ホールは2020年に大幅リニューアルされ、
後ろからだと207ヤードの池越え難ホール。
この日は左手前にピンが切ってあり、
距離的には200ヤード位。
私は5Wで打ったのだが、
中途半端なショットでハーフトップ気味に左のサブグリーンへ。
まあ、サブグリーン方向ならバンカーに入ることもないし、
奥は受けてるから全く問題ない・・・
と思っていたのだが、
これがなんと・・・
サブグリーンの真ん中に立ててある、
「使用禁止」
の金属プレートにワンバン?で当たったのである!
「コ~~~ン!」
というキツネが鳴いたような音がティーグランドまで聞こえて来る。
うそだろ・・・
そして、激しく跳ね返ってサブグリーンを飛び出し、手前の池の方へコロコロと転がる・・・
「え?ちょ?待て!池はヤメテ!」
幸いギリギリ池には入らなかったが、
深いラフにズッポリ入って超左足上がりの酷いライ・・・。
距離感が難しい上にピンの手前はバンカー。
このホールでは前の組が後ろに打たせるためにグリーン横で待機していたのだが、当然この一部始終も見ていたわけで、ボールが跳ね返って池の方に転がった瞬間みんなで・・・
爆笑したらしい。
「ごめん。笑っちゃった!」
と声を掛けられる。
まるでコントだもんね(笑)。
結局2打目はラフに食われてショートし、
手前のバンカーへ。
あうー。
しかも手前のヘリから30cmくらいのところにあって、
ヘッドを入れる隙間がちょっとしかない。
ココから上手くグリーンに乗っけてもダボ。
ミスればトリ、それ以上もある。
ゴルフでのトラブルは大概自分のミスが原因であり、
そうではないトラブルってのは少ない。
例を挙げるなら
スプリンクラーに直撃して跳ねるとか、
今回のような当たる確率が非常に少ない人工物に当たってしまうことだろう。
これはもうアンラッキーと言う他ない・・・
心が折れそうになってもおかしくなかったのだが、
私のチンコはそう簡単に折れない。
ココから奇跡のバンカーショットが炸裂しベタピンボギー。
だけんどもしかし・・・
これで残り2ホールともにパーが必要。
という厳しい状況に追い込まれてしまったのだ・・・・。
そんなギリギリの状況で迎えた8番382ヤード。
2打目は打ち上げとなるが距離の短いミドルホールだ。
ドライバーはナイスショットでフェアウェイ。
残り距離は125ヤードくらい。
打ち上げとアゲインストを入れて8番アイアンで打ったのだが、
これがピンの右サイド7mにナイスオン。
上りのフックラインであったが、
「絶対オーバーで打つ!」
と決めて打ったパットがカップに吸い込まれてバーディ。
「おっしゃー!」
今年一番の雄たけびを上げる。
多分こんな顔をしていたと思う。
これで最終ホールはボギーで目標クリア出来る!
しかし1打でも縮めておきたいから、
出来ればパーで上がりたい!
9番は350ヤードと距離が極端に短いミドル。
しかしかなりタイトで、
沢山の罠が待ち受ける砲台グリーン。
ティーショットは確実に左の斜面狙い。
いい所からセカンドを放ったのだが・・・
これが巻いてグリーン左のラフへ。
ここが凹地になっており、
球を上げねばならんのに、
芝の薄~~いライだったんだよね。
ふむう。
トップやダフリといった大ミスだけは避けねばならん。
とりあえずグリーンに乗ればOKという気持ちで打ったボールが、
ピン手前5mにナイスオン。
これを1stパットで50cmに寄せ・・・
しっかりマークして打ったボールがクルリンパ。
「はえ?」
ダ、ダボになっちゃった・・・
結果、51・44で95。
さてカットラインは・・・
カットラインは94!
浅次郎、一打足りずに足切り!
さ、最後のクルリンパが痛恨となってしまった。
これで・・・
決勝には行けず。
今年の県アマは終了となってしまった。
しかし全ては肥やし。
無駄なもんは一つもないからね。
この経験を今後に活かしつつ頑張って行きたい。
ちなみに、
鬼ヤンベは78で14位。
師匠のユッキーは79で16位。
さすがだなー。
熊本県のトップアマが勢ぞろいしている大会であるが、
70台は22人しかおらず、
各クラブのチャンピオン級でも結構叩いてる感じなので、
やっぱり難しかったんだと思う。
さて・・・
県アマ終わったから、
スイング改造しようっと(笑)。
最近はバックティーからでも90を大きく超えて打つことはなかったんだが・・・悔しいなー。そろそろレギュラーティーからプレーして癒されたい(笑)。あと今年残ってる試合は阿蘇地区オープンの決勝だけ。頑張れ浅次郎!