アイアンのティが高いとミスショットが出やすい?

【80切りを目指すゴルフ】今回は、前回の「ドライバーのティの高さ」に続いて「アイアンのティの高さ」について考察したい。アマチュアのアイアンのティは高い?高いとどんなミスが出る?ダフリ・トップ・引っ掛けが出るよねー。適正な高さはどのくらい?ショートアイアンとロングアイアンで高さは変わる?

 

メルマガ毒者から・・・

 

「浅次郎さん!今までドライバーのティ高めでプッシュと引っ掛けに悩んでいたのですが・・・ティを低くしたら、安定したフェードになりました!目からチクビームです!あざす!」

 

というメールを頂いてチョイとボッキングしたんでね。

今回は、アイアンのティの高さ

付いて考察したいと思う。

 

■アマチュアは何故ティを高くする?

 

普通のアマチュアプレイヤーであれば、

アイアンのティショットを打つ機会は、

1ラウンドに約4回

つまりPAR3は大概アイアンでティショットするわけだが、

(ウッドやユーティリティで打つ場合は除く)

 

「アイアンのティショットが苦手」

 

というヘッポコなアマチュアは

結構いるのではないか?

 

それも・・・

 

「フェアウェイから打つ時はあまりミスせんのに!」

 

という方が多いと思うわけ。

 

こういう方は・・・

 

「ティの高さ」

 

に問題がある可能性が大!

 

 

多くのアマチュアは、

一番左のティーみたいな感じで、

結構浮かせてティアップする方が多いと思う。

ダフリたくし、

ミスしたくないからね。

私のナニと同じで

とにかくミスしたくない心理なのである(笑)。

あるいは「みんなそうしてるから」という理由で

高めにティアップしてる方もいるだろう。

 

しかし実は・・・

これがミスの原因となってる可能性があるのだ!

 

まず、ティが高過ぎると・・・

捕まり過ぎフックのミスが出やすくなる。

特にショートアイアンは構造上引っ掛け易いわけだが、

ティーアップすると

さらに引っ掛けやすくなるのは当たり前田太尊の話。

 

 

また高くティーアップすることで・・・

すくい打ちになってしまうミスも増える。

ティアップされたボールは

地上より高いところにあるため・・・

下からすくって打ってしまうわけ。

ボールが地べたにあれば上から打つイメージになると思うが、

ボールが高いとどうしてもすくい打ちになってしまうのよね。

これはドライバーのティと同じ理屈でこれも前田太尊の話。

 

下から打ったらダメ。

 

このすくい打ちは・・・一見ナイスショットに見えるが、

ロフトが寝るので球が上がり過ぎて飛ばない。

しかもこの打ち方は、

ダフリやトップのミスと紙一重であるからして、

「ティアップしたらダフリやトップや屁が出る」

というアマチュアは大概

「すくい打ち」になっているのである。

 

それから・・・

「あれ?ナイスショットだと思ったのに・・・飛んでない?」

って時は

「フェースの上部」

で打ってしまったからというケースが多い。

フェースの上部に当たると飛距離が落ちるのだ。

アイアンの芯はソールから指一本分しかないらしい。

 

 

このラインより上に当たると・・・

ナイスショットに見えて飛ばないのである。

高くティアップすると・・・

この部分に当たってしまう確率が飛躍的に上がるのだ。

 

このケースはボールではなくティを打ってしまう・・・

という方に多いのではなかろうか。

 

■正しいティアップの高さは?

つまり、アイアンのティショットにおいて、

高めにティアップするメリットは皆無である。

心理的に「ちょっと安心」ってだけの話。

 

なので正解は、

 

 

この写真で言うと真ん中。

ボールの下部が芝に触れるか触れないか?

というくらいの高さでオッケーだ。

芝に沈まなければOKなので(芝が挟まらなければOK)、

出来るだけ低い感じでいい。

 

そもそもの話だが・・・

ダウンブローで打つべきアイアンで

ティアップをする必然性は少なく、

仮にティグラウンドがふさふさでキレイなフェアウェイ状態なら

わざわざティアップする必要などないのである。

コロンと置いて打てばいいのである。

むしろソッチの方が断然ミスは少ないと思う。

 

だって、我々、普通にフェアウェイからアイアンで打つじゃん。

「打ちやすそう~!」と思って打つじゃん。

それがティアップした途端にトップしたり引っ掛けたりするのは

明らかにティアップのせいじゃね?

 

とはいえ・・・

多くのプレイヤーが打ちまくったティグラウンドは、

ボコボコのハゲハゲであることが多く、

ふさふさのキレイなフェアウェイ状態ってことは少ないよね。

それに、どんなにキレイなティグランドでも、

数ミリは芝に沈むので、

やはり我々アマチュアはティアップした方がいいと思う。

(上手い人は必要ない)

 

でも出来る限り低めでいい!

そしてアイアンは下に向かってダウンブローで打とう!

(出来ないくせに偉そうw)

 

まあロングアイアンの場合はちょいと浮かせてもいいが、

(ロングアイアンは捕まりにくいので)

ショートアイアン~ミドルアイアンは芝に触れる程度の高さでOK。

 

左がショートアイアン~ミドルアイアン。右がロングアイアン。ただ、球が捕まらない・・・という方は高めティーでもいいかもしれない。

 

ああ、そういえば、女子プロの田中瑞希ちゃんは、

アイアンはもちろんウッドやユーティリティでも

ティアップしてなかったな~。

無造作にコロンとボールを置いて打ってたよ。

 

今、絶不調みたいだけど頑張れ瑞希ちゃん!

 

「げげ、自分、アイアンのティかなり高めでした!」

「ショートホールの大叩きは・・・ティのせいだったか!」

 

という方もいるんじゃないかと思う。

今後の参考になれば幸いだ。

 

さて、今回はプライベートで

阿蘇大津ゴルフクラブに行ってきたぞ。

 

最初の数ホールは小雨が降ってたが、

徐々に天気は回復して後半は晴れ。

ぶっかけコースケ君と二人で、

白ティからのエンジョイゴルフ♪

 

 

out43、in38。

 

この日はね。

早速「低いティ」でドライバーを試したわけよ。

これが安定したフェード弾道でまあまあ良かったんだよね。

多少ペラっても大怪我しない感じ。

(もっと左に振り抜いていいな)

やはり私の場合は低いティの方が良さそう。

 

ただ、アイアンがイマイチでなかなかグリーンに乗らず。

しかし寄せとパターが良くてね。

特に後半のinは・・・

拾って、ねじ込んで、拾って、ぶち込んで・・・

・・・、あれ?

と気がついたら17番まで終わって2オーバー。

おお。

18番は右サイドがグリーンまでずっと池・・・の名物ホール。

ただ、距離は短いので

ティショットがかっ飛べば2オン可能。

もし2オン出来れば・・・70台もあるか?

しかしもちろん池ポチャのプレッシャーはハンパない。

今まで何度ペラってこの池に入れてきたことか!

そして・・・

今までそれを嫌って何度引っ掛けて来たことか!(左はOB)

 

 

これはその日の模様。

後半数ホールの動画をまとめてみたぞ!

 

 

結局・・・

18番はナイスティショットだったんだけど、

安全策を取って3オンのパーですた(笑)

 

今年は「体協」に参加しなかったので・・・次の試合は「空港周辺オープン」ですな。もうちょっとドライバーの精度を上げたいところ。ブッカケコースケ君のドライバーショットが欲しい(笑)。

 

10日間で学ぶヘッポコアマチュア用ゴルフ講座。

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