【80切りを目指すゴルフ。グリップの悩み】イ・ボミのグリップは左手ストロングに右手スクエアだった!現在は道具の進化もあり、ストロンググリップが主流であるが、グリップに違和感がある諸兄も多いと思う(私は左手スクエアに右手ストロング)。スライス改善にはフックグリップ?グリップ違和感の原因は?グリップはスイングに合わせる?
あなたに、こんな経験はないだろうか?
アドレスでなんとなくグリップに違和感。
トップでもグリップで違和感・・・
そのまま打てば高い確率でミスショット。
この違和感はなかなか治らず、
ミスショットが延々続く・・・
最近、私もこれが多いのである。
「もしかしてグリップのせいか?」
今まで、あまりグリップで悩んだことはなかったのだが、
一度確認してみることにした。
まず一般的なグリップの形はこう。
ただし、これは一昔前の感覚であり、
現代は「ストロンググリップ」が当たり前で(特にアマチュアは)、
画像のウィークグリップなんぞは絶滅危惧種である。
基本的にストロンググリップだとフェースが被りやすく捕まえやすい。フック系の球を打つためのグリップと思われがちであるが、実際はちょっと違う。「手首の動きを少なくし、フェースローテーションを極力押さえて」打つためのグリップである。要は「手首を使わず、そのまま身体の回転で打てばフェースが閉じて当たるよね」という現代のクラブに合ったグリップ。実は、ストロンググリップで意図的にドローを打とうと思ったらフックが強くなり過ぎるのだ・・・
だから、むしろストロンググリップはストレートやフェードを打つためのグリップと言える。ストロンググリップで自然とドローになるのがアマチュアにとって一つの理想ではあるが、実はストロンググリップならフェードを打つイメージの方がいいのである(言ってることが分からない方は「手打ち」である可能性が高い。手打ち、スライス、全然飛ばない・・・を直したい方はこちらを参考に)。
スライサーは「フックグリップ」にしてスライスを打開しようとするが、その多くは解決しない。確かにいくらかは緩和されるかもしれんし、上手くヒットすることもあるだろう。しかし、スライスの原因の多くはグリップではなくスイングにあるのだ。考え方としては逆で、むしろスライサーは「スクエアグリップ」にしてボールを捕まえるような感覚を養う練習をした方がいいのかもしれん(難しいけど)。
ストロンググリップが主流の現代においてはウィークグリップはほぼ絶滅(なので、スクエアグリップをウィークグリップと表現する場合もある)。ウィークグリップでボールを捕まえるには意図的にヘッドを返さねばならずとても難しい。今はクラブが進化しているから、シャフトに任せておけばヘッドは勝手に返る。選択としては「スクエア」か「ストロング」の2択。スクエアだと少なからずフェースを返す必要があり難しい。アマチュアは「ストロンググリップ」でシンプルな回転スイングで飛ばすのが一番楽であるな。
ただ、グリップの形は人それぞれ。
なぜなら、人によって手の形も違うし、腕や指の長さも違うし、関節の柔らかさも違うし、スイングや癖によっても大きく変わるからだ。どんなグリップでもその人にあったグリップであればそれでいい。極端な話・・・
真っ直ぐ飛ぶならどんなグリップでもいい。
色々とグリップについて調べたが・・・この記事が一番タメになったな。
→握りを変えれば球筋も変わる 自分のスイング合ったグリップ見つけよう
この記事は「プロ目線」であり、「スクエア」を「ウィーク」と表現している。実は・・・グリップによって「特性」があったのだ!目からウロコだったのは「アイアンで振った場合」。ストロングだとターフが取りにくく、スクエアだと取りやすい?もしかして、飛距離を出すドライバーと正確性を求めるアイアンではグリップを微妙に変えた方がいい?もしかして、ショートアイアンやウェッジで引っ掛けが出やすいのはストロンググリップのせい?
ま、難しい話は置いておいて(私もよく分からんし笑)、
ボールが全く狙ったところに行かない方や
スライス地獄の方や
鬼フッカーの方や
飛距離が全く出ない方は・・・
「間違ったグリップ」である可能性が高い。
正確にいうと、
「スイングにあったグリップ」ではない可能性が高い。
これは必ず直す必要がある。
私もそうかもしれん・・・
私のグリップはこうである。正面からの画像。
一般的なストロンググリップ(フックグリップ)だと思っていたのだが、
鬼ヤンベに言わせると・・・
「左手はスクエア」
「右手はストロング」
なんだそうな。
なるほど、左手のシワ(親指と人差し指のシワ)は身体の中心方向だが、
右手のシワは右肩の方を向いている。
先程も書いたが、
現代のグリップの主流はストロンググリップ。
(道具の進化により、手首を返す必要がなくなった)
私の場合、
左手はもっとストロング
にしてOKだと鬼やんべはいう。
ま、まじか!
もしかして、
この左手と右手のグリップのギャップが・・・違和感の正体か?
もしかして、
私がよく引っ掛けOBを打つのは・・・このグリップのせいか!
もしかして、
ゴルフに行ったら嫁さんの機嫌が悪くなるのも・・・
このグリップのせいか!
(それは違うわ!)
ちょっと矯正してみよう。左手に注目。
このくらい左手を被せてグリップするのが、
現代の正しいストロンググリップ!
左手のナックルが3個見えるか見えないかくらい。
右手のシワと左手のシワが右肩を向く状態。
シワも右肩を指しているし、
右手と左手のシワも平行。
これで良かったのか!
ちなみに、イ・ボミのグリップはというと、
(キレイなフトモモに目が行く・・・)
こんな感じ(インターロッキング)。
イ・ボミ本人曰く、
「左手はストロング。右手はスクエア気味」
にグリップしているのだとか。
確かに・・・右手のシワは身体の中心方向である。
この「左手はストロング、右手はスクエア気味」というプロは多い。
(鬼やんべもこのタイプである)
左手グリップはパワーを生み出し、
右手グリップは方向性を出す!
右手グリップをスクエア気味にするのは方向性を出すためなのだろう。
参考になるわ~。
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よし、私もイ・ボミのように
右手をスクエア気味にしてみよう!
おお、見た目もカッコイイではないか!
これで引っ掛けも出なくなるかも!
(早速練習に行く)
・・・あれ?
あれれ?
URYYYYYYYY!
ダ、ダメ!
このグリップだともう・・・
違和感バリバリ伝説なのである。
しげの秀一×女子野球モノなんて違和感だらけ!
もう一度本格バイク漫画を書いて欲しい!
とヤンマガの立ち読みをしながら思う今日このごろであるが・・・
バリバリ伝説の話はまた今度にするとして(しなくてええわ!)、
ボミグリップだと・・・
まずトップで違和感。
切り返しもヒジョーに気持ち悪く、スムーズにクラブが降りて来ない。
インパクトでは全くヘッドが返らずに・・・
フェースが開いてしまうのである。
何度打っても、何度打ってもダメ。
ヘッドが走らないし、抜けが悪く、芯にヒットしない。
本来、この違和感を克服せねばならんのだろうが・・・
どうやっても違和感が離れない。
ボミグリップ、ムリだ・・・・・・・。
(心、折れる)
グリップを直すのは、
スイングを直す以上に難しい!
ってことが判明(笑)。
おそらく、違和感の正体は「トップの位置(高さ)」「スイングプレーン」にあるんだと思う。右手のグリップの位置が変われば、トップでクラブの重心を支える位置も変わってしまうわけで・・・重心を支える位置が変われば、トップの位置やスイングプレーンも微妙に変えないとスムーズに切り返せないわけだ。
おそらく、ブログの冒頭で書いた「グリップ違和感」の原因もこれだと思う。「グリップ」は毎回同じように握ってるつもりで結構違うのであり、「トップの位置」も毎回同じようで結構違うのである。ひとそれぞれ、グリップによって気持ちいい「トップの位置」「スイングプレーン」があるのであり、これがズレると違和感が生じて気持ち悪くなるのだ(つまり・・・違和感がある時はアドレスを解いてグリップを握り直したり、トップの位置を変えたりするといい)。
私の場合、左手のストロングはまだしも、右手をスクエア気味にすると、クラブを縦に上げないとクラブの重心を支えられず切り返しもスムーズに行かない。将来的にはそういう方向にシフトして行こうと思うが、いきなりは絶対的にムリである。
じゃあどうすればいいかというと、
グリップはそのままでOK!
格好悪いけど、最初のグリップに戻す!左手のグリップは少しずつ矯正しようと思うが、右手スクエアはちょっとムリである。
大事なのは、
自分のグリップの形を知る!ということ。
要はインパクトの時にこのグリップの形であればいいわけ。
私の場合、
左手がスクエア、右手がストロンググリップであるため、
インパクト時に右手を被せるような動きはNGである。
(かなりの確率で引っ掛けが出る)
かといって、全く右手の意識がないと球が捕まらず薄い球になる・・・。
フェースローテーションを極力押さえ、
身体の回転を意識し、
インサイドから降ろしてきて、
右手のシワがアドレス時の位置に戻ってくるようにイメージ。
(サジ加減が難しい)
フェードを打ちたい感じでインサイドに振り抜くといい球が行くぜ~~~!
というわけで、
グリップに悩んでいる諸兄は多いと思うが、
まずは自分のグリップを知ることが第一歩だと思う。
そして、
グリップが自分のスイングに合っているのか?
をチェックするのだ!
球が捕まらないのは、
スイングのせいじゃなくグリップのせいかもしれない。
逆に、ストロンググリップなのに球が捕まらないのは
スイングのせいかもしれない(手打ちの可能性大)。
極端なアウトサイドインのスイングの人がストロンググリップにすれば
引っ掛けかスライスが多発するわけだし、、
インサイドアウトがキツイ人は、
むしろスクエアグリップにしてフェースをターンさせた方がいいのかもしれない。
(ストロンググリップだとフェースが返り切らずにプッシュアウトになりやすい。またストロングでフェースをターンさせると鬼フックになりやすい。この手のアマチュアはとても多い)
大事なのは、
グリップとスイングの関係性なのだ!
その際、
自分の目から見てチェックするのではなく、
正面から画像を撮った方がいい。
冒頭でも書いたが、
私自身も、
画像で見るまで、
自分は一般的なストロンググリップだと思っていたぞ!
自分が思ってるグリップと違う!
って方は結構いるかもしれんから気をつけて。
それから、どんなグリップであれ、
捕まえようと思って右手でスイングしないこと。
左手が主役、右手は脇役である。
バスケでは左手は添えるだけだが・・・ゴルフでは逆。
右手グリップは、
「方向性を出す」為にあるのだということを忘れないように。
もうひとつ、グリップは、
わしっ!と力を入れて握らないこと!
わしっ!とオッパイを掴んだら・・・女性に嫌われるのと同じである。
息子を握る時の如く、
ふんわり握るグリップが正解である。
と言っても・・・私もついつい握りしめてしまうけどな(笑)。
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さて、
今回は菊池高原カントリークラブへ。
IN47、OUT44の91。
アドレスを若干変えた(重心位置を変えた)せいか・・・
前回酷いスコアであったが、
今回もイマイチの内容。
ドライバーのOBを3発も打ってしまったぞな・・・(涙)。
さらにはアイアンもビシッと行かずにボギーオン行進。
まともなパーは最終9番だけであった。
しかしよく見ると今回スダボなし(OB打ったホールはトリだけど)。
ショットが良くなってくれば・・・という期待をしつつ、
今日も練習に励みたいと思う。
まだかろうじて平均スコア89台。しかし・・・
チェンジなくして上達なし。
多少スコアが落ちても、変わる道を行く。
とりあえず左手のグリップをストロングに変えようっと。
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